読書の夏
電車に乗る前に時間があったからTSUTAYAで各出版社一押しの本が載っている小さい冊子をもらってくる。
私は読書が好きだ。
好きなんてもんじゃなく、中毒レベルだ。
まず幼稚園の頃は一休さんにはまり、暗記するくらい読んだ。
小1の時、クラスの友達は絵が多い本を好む中、私が好きだったのは伝記。
ベートーベンや夏目漱石やヘレンケラーなど貪るように読んだ。
高学年では「耳をすませば」に憧れ、わざわざ電車に乗って中央図書館へ通っていた。
外国の文学を読むのがかっこいいと思っていて、適当に手にした風と共に去りぬにハマる。
しかし続編のスカーレットは駄作です。
読書のおかげで国語の成績だけは良かった。
理科は2だったけどね。
たまには母に気に入った本を勧めてみようと思い、恋愛モノが好きな母向けに、マチネの終わりにを渡した。
順調に読み進めていたと思ったら、途中で投げ出す母。
理由を聞いたら、展開が気に入らなかったんだと。
途中でやめるとか信じられん!
ラスト気にならない⁉︎
やっぱり読書は一人で楽しむものだね。
二度と人に本を勧めるのはやめようと思いました。
ぼっち度がますます高まる私。